不動産事業の今後について
今後不動産事業は伸びる!だが問題点が・・・
不動産事業はこれからオリンピックにかけては特需というものも期待できでしょうから、活況が続くという事になると考えられます。
そして外国人観光客の増加もこれに拍車をかけていくことになると考えられます。
問題としては、その増大する需要にどう対応してゆくのかという事になるのですが、これについては難しいところがあるといっても良いでしょう。
何と言ってもこの国の大きな問題として少子化があるという事が大きな問題であることは間違いいありません。
特にこの問題はこれから大きくなっていくと考えられます。
何しろ国の借金が世界一あって、それでいてその国を助けるべき労働人口がこれから少なくなるというわけですから、これがいかに深刻な事態なのかという事が分かるというモノです。
年金システムというものを考えた人の愚かさがこのようなところでも出てくるわけですが、なぜ人口が少なくなることが分かっていて、若者が高齢者を支えるというバカげたシステムを作ってしまったのかという事が嘆かれるところという事は言えるでしょう。
そのせいでますます若者が将来を不安視して、子供を作ることが出来ないという負の連鎖を完成させたのがこの年金システムという事になっています。
既にこの高齢社会となる事は昔から分かっていたわけで、その分かっていた状態になっただけなのに、それでこのシステムが機能しなくなるという事では全く意味がありません。
年金システム自体は若者を苦しめるだけのシステム
基本的に若者が高齢者を支えるという仕組みを作ったこと自体が不思議だといっても良いでしょう。
別にそのような義務は若者にはありません。
高齢者を支えるのに、若者からお金をとる必要は無くて、その人がそれまでに蓄えたもので生活をすればよいだけの事で、この年金システム自体は若者を苦しめるだけのシステムとしか言いようがありません。
これで得をしているのは高齢者ということになり、しかも働かない高齢者を増やしてしまっているというとんでもないシステムにもなってしまったわけです。
今の超高齢社会はこの年金システムが作ったといっても良いかもしれません。
このシステムがなく、高齢者が普通に働いて自分の稼ぎで食べていくいとう当たり前の事をしていれば、それで今の若者にこれほどの大きな負担を強いる事はなかったわけです。
そのような事をしないで、単に高齢者を守るという綺麗なお題目だけでこのようなシステムを導入した当時の政府の責任は重いものがあるといっても良いでしょう。
オリンピック特需というビッグイベントが終わった後どうなる?
当然この事は社会経済に大きな影をおとすことになります。
何しろ若者はいくら働いても、そのお金は高齢者に持っていかれるというとんでもない事になっているわけですから、なかなか自分たちの子供にこれを持っていく事が出来ません。
当然経済は低迷していく事になりますから、これによって不動産事業が低迷するという事も大きく考えられることになります。
オリンピック特需というビッグイベントが終わった後で日本にまだ世界に見せられるものがあるのかという事が問われた時に、今度は何もないという事になってしまう可能性が極めて高いという事が言えるのかもしれません。
今の日本は全てを過去の遺産によって成り立たせているといっても良いかもしれません。
日本に来る人の多くは過去に日本の遺産を見に来ているのであって、今の日本を見に来ているのではないという事を考える必要があります。
ですから、これからの日本がこの古い遺産だけに頼るのではなく、自ら新しいものを作っていく事が出来るのかどうかということが、大きな意味を持つことになるのですが、この事に気づいている人は少ないといっても良いかもしれません。
何しろオリンピックの観光客を誘致する目玉がカジノというギャンブルになってしまっている現状では、これからの日本経済は厳しいと言わざるを得ないでしょう。
今後の展望とは?
既にカジノなど世界にはいくらでもありますから、それを追い越してという事は難しいはず。
しかも、日本はこうしたギャンブルを規制するような動きまであるわけですから、ラスベガスのようなカジノの街を作るというような事まではしないでしょう。
そうなると規模も中途半端ということになり、外国人観光客からすると、それなりのものがあるけれどもパッとしないという事になってしまう可能性が高いといえます。
既に今はグローバル社会となっているわけですから、その中で一番になっていかなければ経済成長することは出来ません。
二番では駄目なのです、自由経済で選択が自由に出来る時に一番ではなく二番を選ぶという人は極めて稀です。
それは一番が混んでいて嫌などの別の理由があるときにだけ、二番が選ばれることになるのですが、勝つのは常に一番というのが原則ですから、それを考えてこれからは経済対策をしていく事も必要になるでしょう。
二番をめざしていたのでは、まず市場から無視されるようになってしまうのが落ちです。
誰もが一番を利用したいと考えるのは当たり前のことなのです。
最終更新日 2025年7月9日 by arhif