粉砕した枝を活用しよう
庭木を伐採した後は、これからこの大量の枝を規定のサイズに切って束ねなくてはいならないのか、と憂鬱になります。
そういう時、粉砕機が欲しいな、という思いに駆られる人も少なくないでしょう。
粉砕機は、剪定した枝をチップ状に粉砕してくれる非常に便利な機械です。
ただし、枝だったものがなくなるというわけではなく、粉砕されて形を変える、というだけですから、そこは注意してくださいね。
チップ状になったゴミをどうするかということを考えず、ただ、枝がなくなったらいい、という理由だけで粉砕機を利用するのは危険です。
処理しやすい形状になる、というだけですから、その後のことも考えておくようにしましょう。
粉砕機の購入をお考えの方は粉砕機中古の情報サイトなどを参考にすれば良いと思います。新品で買う必要もないかもしれません。
チップ状になった枝は、枝のままの時よりも余分な隙間がなくなりますから、だいぶ見た目の量が減ることになります。
扱いもしやすくなりますから、そのままゴミ袋に詰めてゴミとして出すというのも良いでしょう。
しかし、堆肥やマルチング材として使うこともできるので、捨ててしまうよりは、便利に役立てていきたいですね。
マルチング材というのは、植物の根本を覆うための園芸材料のことです。
これをすることによって、土の表面が乾いてしまうのを防ぐことができますし、雨などの刺激からも植物を守ることができるのです。
マルチング材は、販売もされていますが、自宅の庭から出た不要な枝から作れるのであれば、どんどん使うことができますよね。
冬の雪害や霜などの予防にもなりますから、試してみてはいかがでしょうか。
また、コンポストがある場合は、入れておけば簡単に堆肥にもすることができます。
もし、粉砕した枝や草に種などが混ざっている可能性がある場合には、マルチング剤にするよりも、堆肥にした方が良いかもしれませんね。
伐採した枝は、粉砕機でかさばらなくなるだけでなく、このように便利に使うことができるのです。
ただゴミとして出すよりも、ずっと有効活用できますから、検討してみてください。
最終更新日 2025年7月9日 by arhif