コンクリートを用いて作った外塀の様子について
住んでいる住宅は、建売の分譲住宅として購入したものです。
この住宅街は一気に100戸を超える規模で開発された、購入時では新しい住宅街であって、私が購入した物件は角から4軒目に位置している住宅です。
角からの並びに従って、下側へと傾斜地になっていて、それぞれの土地には段差が生じている住宅街です。
私の家に関しては、正面に向かって左側に大きな段差が生じている土地になり、当初は土地は台形状に作られていて、その傾斜部分には芝生が張られている状態でした。
このままの状態で数年の生活を送ってきましたが、後に外塀を設置することを希望するようになりました。
その原因としては、庭の部分に土を大量に入れて、ガーデニングや家庭菜園を行うことを希望したことがきっかけになり、現状としてそのまま土を搬入した場合では、斜面によって土が隣接している土地へと流れ込んでしまいます。
この不具合を解消するために、土止めの意味合いも含めて外塀を設置することになったのですが、専門業者に相談をしたところ、2種類の提案が行われました。
1つはブロック塀を使う方法で、もう1つはコンクリートで形成する方法です。
イメージ写真も拝見することができたのですが、私の場合では継ぎ目の生じていないコンクリートの塀に興味を持つようになり、その方法にて施工を依頼しました。
最初に行われたことは、土地に盛られている土の部分を必要に応じて撤去する方法です。
塀の厚みの部分が邪魔になってしまうので、土地を削り取る作業が行われていました。
その後は型枠を作り、丈夫な金属の棒のようなものを何本も設置してから、その型枠の中にコンクリートを流し込む作業を行っていました。
硬化後に型枠を取り外すと、綺麗なコンクリート製の外塀が出来上がっていたのですが、最初の計画通りにその上に塗装を施すことも行われました。
塗装に関しては、粘度が比較的高い塗料を使っていて、吹き付けの方法で一気に塗装が実施されていました。
表面には凹凸の模様が出来ている状態で、カラーは白色系のものを選択したので、完成後は非常に綺麗な外塀にすることができました。
十分に納得できる外塀に仕上げることができ、現在では約10年間にわたって問題なく利用を続けることができています。
1度だけ塗料の塗り替えを実施したことがあるのですが、DIYの作業でも十分に対応できる範囲なので、楽しみながら作業を行うことができました。
この外塀のお陰で庭を充実させることができたことが大きな魅力に感じています。
■コンクリートの住まいのメリットは
生まれたのはコンクリートの団地、木造住宅は独身の頃2年ぐらい住んだことがある。
現在は分譲マンションに住んで、もう15年になる。
よく、新築のマンションはコンクリートがまだ乾ききってないから、冷えるよとかいいますが、15年経った今現在、入居当初とほとんどそういった変化はなく、温度、湿度ともに変わらないです。
あくまでも、自分の体験からですので他は知りません。
新築だから冷えるというより、よく洞窟の中に入るとひんやりするあの感じです、それは夏は特に感じます。
コンクリート住宅で言えるのは、気密性が高いので、外気温の変化がさほど大きく感じられないです。
冬はそれなりに寒いですが、木造住宅に住んだ事があるかたは分かると思いますが、あの底冷えするような寒さや真夏の外気温にさらされるような暑さは感じないという事です。
やはり気になるのは地震、過去の震災を見ても、木造住宅に比べ、耐震性は高そうです。
それに火災や津波にも強いのは震災報道番組などを見ていても実感します。
私は楽器演奏が趣味ですので、アコースティックのギターですが、練習するのにお隣近所に騒音になっていないか大変気になりますが、隣の方や階下の方などにご迷惑になっていないか、お聞きしてもさほど心配するような騒音になってないようです。
隣の方も、深夜帰宅が多く、深夜お風呂に入るので、その騒音を気にしていらっしゃいましたが、私の部屋に聞こえた事はないので、それをお伝えしましたら、非常に安心されてました。
それでも、上下の騒音は気にならないといったら嘘になります。
なにか大工仕事をされている時や、子供たちが大騒ぎしている時、ピアノの練習音などはやはりしますが木造住宅に比べればその防音は比べ物にはならないでしょう。
火事も心配要因ですが、燃え広がりはたぶん少ないかもですかもです、木造ではそうはいかないでしょう。
でも新たにマンションに入るというより今の木造一戸建てを立て替える新築するということになるとそのコストが気になります。
では、耐用年数という視点で考えれば、法的には木造住宅は22年、鉄筋コンクリート住宅は47年ですからコストパフォーマンスは良いのではないでしょうか?
地震多発国の日本ですので自分のまわりの住宅は立て替えするなら鉄筋コンクリート住宅にしてもらいたいですね。
大きな被害が広がるのは木造密集地帯です。
メリットばかり強調しましたがデメリットは逆にその気密性です。
自然な空気の入れ替わりがないのはどうしてもダニなどの繁殖は多いとか、リフォームが大変、水漏れなど調査しにくいか、それはあります。
■基本素材でコンクリートを使い玄関をスロープ状にした経験
我が家は普通の戸建て住宅になり、分譲住宅で購入した物件です。
この住宅は道路から玄関ドアまでのアプローチ部分は約8メートル程度あり、急な坂道になっています。
住宅内に入るには、20センチ程度の段差のある玄関ポーチに上がって室内に入るように設定されているのですが、一緒に住んでいる母親が高齢者となった今では、この玄関の段差に不都合を感じることが多々ありました。
車椅子生活ではありませんが、例えばショッピングカートなどを用いて母親が買い物に出掛けた際には、帰宅時にカートを持ち上げることに苦労してしまうようになり、我が家では玄関のリフォームを行うことを検討しました。
簡単な方法では、玄関ポーチに上がる場所をスロープに設定する方法がありましたが、坂の部分に関しては自家用車が出入りする場所になるので、この部分についてはリフォームすることができない環境です。
そこで、専門業者に相談をしてみたところ、玄関の反対側の部分を利用して出入り口にすることを提案されて、コーナーを設けたスロープに仕上げる方法で足腰や力の弱ってしまった場合でも、楽に出入りできるように工夫する内容です。
この方法は将来的に車椅子の生活になってしまった場合でも、十分に対応できる内容だったので、直ぐにリフォームを依頼することになりました。
施工に関しては、段差を解消するために、緩やかな傾斜を付けて型枠が作られることになり、その中にコンクリートを切断する方法で、大まかな形状を作り出すことができました。
※こちら>>コンクリート切断
階段状ではなく全てを傾斜している状態にすることを目的にしていたので、コンクリートだけで十分に形成することができました。
フェンス部分に関しても、同じようにコンクリートを用いて作られていましたが、外観上として綺麗に見えるように、タイルが用いられていることが特徴です。
非常に緩やかで使いやすい玄関にすることができ、母親でも十分に出入りすることができるようになったので、メリットを感じることができました。
使い勝手の他に玄関の見栄えも良好にすることができたこともメリットに感じることが多くありました。
重たい家具や大きな電化製品などを出し入れする際にも、このスロープは役立つものとして使うことができていて、我が家ではリフォームして良かったと、家族揃って実感している状態です。
コンクリートも表面が非常に美しく作られていて、丈夫な基本素材で作られているので、長期間にわたってこの優れた環境で生活できることにも感謝しています。
最終更新日 2025年7月9日 by arhif