スキューバダイビングに必須の中世浮力について恵良さんが解説します
スキューバダイビングはランセンス資格が必要となるマリンスポーツです。
マリンスポーツは海で楽しむ事が出来るスポーツの総称になるのですが、スキューバダイビングは水中と言う人間が本来生息することが出来ない環境の中で楽しむスポーツであり、水中には水圧と言う陸上には無い自然の力が在る事からもランセンスが必要であり、ライセンスを取得することで技術や知識を得て楽しむ事が出来るようになるわけです。
ライセンス取得は学科と実技の2つの講習を受け、講習を行うインストラクターの判断と学科試験に合格することでライセンス資格を得られると言った特徴が在ります。
講習の中では装備の取り扱い方、水中での行動における技術取得、水中眼鏡の中に水が入ってしまった時のマスクブローの訓練、水中で酸素ボンベの量が減ってしまった場合の、一緒にダイビングを行う人との協力による酸素の共有のための訓練など、幅広い訓練を行う事になります。
尚、スキューバダイビングは酸素ボンベを利用する事で40分前後の水中散歩を楽しむ事が出来ると言う魅力が在りますが、スキューバダイビングの魅力は水中散歩をする時に中世浮力を取る事で無重力の状態と似たような感覚で水中を優雅に泳ぎ回ることが出来る点にあります。
中性浮力と言うのは酸素を吸った時は身体が少しだけ浮いて、酸素を吐いた時は少しだけ身体が沈むという現象で、浮力がゼロの状態を中性浮力と呼んでいます。
尚、中世浮力は訓練を重ねる事で可能になるもので、中世浮力が取れるようになると、水中で泳ぎ回る時などは余計な力が要らなくなるため、楽に水中散歩を楽しめると言うメリットも在りますし、呼吸が楽に行えるようになるため、水中での滞在時間が長くなるというメリットも在ります。
スキューバダイビング初心者はどうしても呼吸を多くするため、酸素の減りが早くなり、ダイビングを行う時間が短くなりますが、中世浮力を取れるようになることで呼吸もゆっくりと行え、長い時間水中散歩を楽しめると言うメリットが在ります。
この人⇒恵良実
最終更新日 2025年7月9日 by arhif